たゆまぬ商品開発で復活したシャープブランド

家電

どん底まで落ちたと思えたシャープですが、鴻海による買収劇を経て復活の兆しを見せています。
いったい何が業績回復の起爆剤となったのでしょうか?
テレビ、スマホ、エアコン、それぞれの市場でどのような商品が投入されて、どの商品が経営の建て直しに寄与したか見ていきます。


スポンサードリンク

最新技術と既存コンテンツを取り込んで進化する4kアクオス

シャープのテレビ事業の売上高は海外が8割以上を占めるまでになっています。
それでも国内における4kと非4k液晶テレビ部門の販売台数で2冠を達成しています。
いかに海外テレビ事業が好調か分かるかと思います、まさにシャープ復活の起爆剤と言えるでしょう。
国内市場における売れ筋アクオスは4k液晶です。
2018年の4k普及モデル「AQUOS AJ1シリーズ」の特徴をいくつか紹介します。

AndroidTV搭載でテレビからネットまで高画質

AndroidTVも通常のテレビ同様に4k画質で視聴できます。
さらにAndroidが提供する音声検索を利用して番組検索が可能。
シャープが独自に開発したAIoTクラウドサービス「COCORO VISION」にも対応。
ユーザーが楽しめる番組をAIがオススメしてくれます。

「4K-Master アップコンバート」でHDRコンテンツも安心

4kや8kテレビを購入する上で不安になるのが既存のHDRコンテンツの低画質化です。
4k以上に対応していないコンテンツを従来の4kテレビに映すと著しく画質が劣化することがありました。
4kコンテンツを楽しみたいが、現在主流になっているHDRコンテンツが今使っているテレビより低画質になるようでは買わない、そんな潜在的4kユーザーも安心。
AJ1シリーズならHDRコンテンツも4kモニタに適したものに変換してくれるので画質の劣化は軽減されます。

消費電力を上げずに明るい映像が楽しめる

従来の液晶テレビの場合、画面の明るさを上げるにはバックライトを強くする必要があり、どうしても消費電力が上がってしまいました。
この問題は大型モニタであるほど深刻なものです。
AJ1シリーズの60型はシャープ独自開発のLEDバックライトシステムを採用しており、より高効率のライティングで消費電力を抑えたまま明るい画面を実現しています。

スポンサードリンク

AIoT、既存コンテンツとの連携、さらには省エネと今年もシャープが液晶テレビ市場の中心になるのは間違いありません。

分かりやすい商品ラインナップが受けたアクオススマホ

2017年、Android端末において国内シェアトップに躍り出た通称「アクオススマホ」。
従来はキャリアの要望に応えて様々なモデルをリリースしてきましたが、スパッと方針を転換しハイグレードとスタンダードの2バージョンという消費者に分かりやすいラインナップに変えたことが当たりました。
ヒットの要因は他にもあり、そのひとつがユーザビリティを向上です。。
セキュリティーや最新アプリへの対応を考慮してOSのバージョンアップを2年回で最大2回行ったことや、アクセサリのパッケージを統一したことでアクオス用のパッケージが探しやすくなりました。
デザインの統一性はハイグレードとスタンダードモデルの間でもされていて、街中でアクオススマホと見て分かることが多くなり認知度アップに貢献したようです。

2018年も、その勢いは変わらずシェアトップを維持しています。
その裏には鴻海によるバックアップがあります。
特にスタンダードモデルのアクオスセンスでは廉価バージョンながら動作が良いことが評判で、これは鴻海による商品開発力の賜物と言えます。
引き続き、スマホ市場におけるシャープ好調の流れは続くとみられています。

ブレないシャープが垣間見れるエアコン事業

シャープのエアコン事業は業績回復に大きく貢献していないのが現実です。
国内シェアでもトップ5にすら入っていません。
そんな中でも「プラズマクラスター」という個性はブレずに商品の売りとなっています。
シャープ製エアコンの全てにプラズマクラスターが搭載されていますから、どのモデルを購入してもマイナスイオンによる消臭や除菌効果を体験できます。
またAIoTに対応しており、エアコンの使用履歴から最適な運転モードを選択してくれたり、外出先からエアコンを操作することが可能です。
プラズマクラスターという核をしっかり維持したまま最新技術もしっかり取り込んで、隙の無いエアコンに進化しています。

苦境でも進化を止めなかったことが復活の鍵

テレビ、スマホ、エアコンの3事業全てで商品の進化を見ることできました。
特にスマホ事業は鴻海のバックアップもあり、商品開発を明確な戦略を持って続けたのが業績回復最大の鍵でした。
またテレビ事業の海外進出も功を奏しました。これも鴻海無しでは成し得なかったでしょう。
そしてどの商品も売りが分かりやすいのがポイントです。
もしシャープ商品に魅力を感じるようなら購入をお勧めします。
消費者のニーズに素直に応える商品開発をしていますから期待を大きく裏切ることはないでしょう。

シャープの公式サイト

コメント

タイトルとURLをコピーしました